かふぇもかいたしましょう

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実例・20代の大人ファッション

先日、20代が考える大人のファッション - かふぇもかいたしましょうという記事を書いた。 

それに関連して、もしもいま大学時代の自分に具体的にアドバイスできるとしたらどうするか、ノート片手に考えてみた。





大学二年の私

フリルにリボンにパフスリーブ大好き。さらに少し辛さがあるカジュアルゴスロリみたいなコーディネートも好き。



そういえばふりふりを着はじめたのも、自分に似合うかもと思ってのことだったんだ。身体が全体的に小づくりなせいか、人形のようだと言われることがときどきあった。服装に迷いがあった私はそれを受けて、私服も人形風にした。



思い出話はさておき、周囲の反応もまずまずで一時はアリな方向かと思われた人形コーデ、さすがに年齢とともに似合わなくなった。

サーモンピンクのフリル襟パフスリーブ+黒いボウタイのブラウス、よく着てたなあ。なつかしい(遠い目)。


こんな感じ

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左上、フリルまみれ時代。服がラブリーなだけでなく髪はぎりぎり金髪ではないくらいの明るさ、化粧はがっつり。

当時21歳くらい、まだまだ可愛い服が着られる。
要素を残しつつ、改善例を考えてみた。



まず右上。色はそのままに、形をシンプルにした。こうやって調節すればマイクロミニはまだまだ穿ける。靴やアクセサリーなどの小物でアクセントをつけてもいい。ただしあくまで控えめに。主張の強いアイテムはひとつに絞るとバランスがとりやすい。

この場合のスカートもそうだけれど、持っている中で着られそうな服はなるべく残せばよいと思う。
なぜならワードローブのテイストを完全に変えてしまうと、お金がかかるだけでなくどう着こなしていいかわからなくなりがちだから。いろいろ買ったはいいが全く似合わないなんてこともありうる。



次に下。
アイテムは靴以外変えてしまっているけど、色ではなくデザインで甘さを残すことを意識してみた。

かわいいディテールのブラウスはモノトーンやアースカラー、青系の色にすると大人っぽくなる。

そしてラブリー装飾(丸襟、パフスリーブ、胸下切り替え、フリル、レース、リボンなどなど)を少なく小さく。
世の中これらの要素全部を満たしている服も少なくない。でもこれが違和感なく着られるのってほんの一時期。人それぞれ似合う期間の差はあれ、大人化を志すからにはぐっと我慢したほうがよい。

イラストでは、パフスリーブと丸襟、ピンタックを取り入れてみた。ピンタックがガーリーかどうかはわからないけど。
ボトムがシンプルであれば、このくらいはいける!反対にレースやフリル付き、またはピンクや花柄のスカートを穿きたいとなると、トップスはもっとシンプルがいい。私なら小さな丸襟のついたプレーンな白のブラウスとかにする。




さらなる大人化も同じ方法でOK!

・デザインのシンプル化
・色柄を大人しく
・露出を減らす

のみっつのポイントを調節すれば、その後さらに大人っぽくしたくなったときにも対応できる。

たとえばさっきのイラストの右上だったら、スカートを膝上タイトにするとか。下のガーリー案だったら、ブラウスの装飾を減らす。簡単。

ただし、露出を減らすときはコーディネート全体のバランスに気をつける必要がある。
スカート丈をそのまま長くしたら、重心が下がっちゃった!なんてこともよくある。
その場合はトップスをインしたり、髪をアップにしてみたりと工夫しないといけない。
あとは、ただなんとなく肌を隠すのではなくて、たくさん試着して自分の体がきれいにスタイルよく見えるぴったりの丈や形を知ったほうがいい。

色やデザインを削りすぎて地味になってしまったら、靴やストール、スカーフなどの小物で明るい色を取り入れるとやりすぎる心配がない。
私はバッグで色を差すのが好き。キャンバスのトートなら値段を気にせず揃えられるし、お出かけならロンシャンのプリアージュみたいに高級感がありつつ手頃な価格のものはどうかな。ネットなら一万円以下で見つかる。

有名なこの形

カジュアル派の人はリュックもすてき



そういえば今日、プリアージュを差し色に使っているすてきなマダムを見かけた。

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幾何学柄の入った紺✕紫のシフォンワンピースと深いスミレ色のバレエシューズ、オレンジのプリアージュ
落ち着いているのに派手じゃない、大人の補色コーデ…!
ローウエストで絞られた柔らか素材がほどよく体に沿ってスタイル美人に見えるのもすばらしかった。
あ、脚の黒いところは消しカスですね……(ごめんなさい)。




脱線してどんどん長くなってしまうので、これでおしまい。