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20代が考える大人のメイク

前回言及しなかった、化粧の大人化について書こうと思う。
20代が考える大人のファッション - 星ふる夜


22歳ごろの私(イエローベース、一重まぶた、かなり薄顔)のメイクは

・とりあえずファンデーション
・テカり防止にパウダーたっぷり
・ブラウンアイシャドウ濃い目
・がっつりノーズシャドウ
・つけまつげ
・ピンクのチーク
・リップなし




改善後は

・メイク前に保湿をしっかり
・ジェルタイプの日焼け止めにリキッドファンデーションを1滴
・パープルまたはグリーン下地と伸びのいいコンシーラーで、くすみを部分的にカバー
・アイシャドウはツヤ重視、色控えめ
・ノーズシャドウは薄め、かわりに眉の形を調節
・ロングラッシュタイプのマスカラ+アイライン
・オレンジ寄りのベージュチーク
・リップはグロスで艶を出す





前提として、私はのっぺりした薄顔で下手に濃い化粧をすると化粧だけが浮くタイプ。化けるのに限界がある。
パーツの配置は悪くない、一重まぶたもすごく厚いわけではないけれど、小動物風で地味な印象の顔がコンプレックスだ(下手すると、いい歳なのにどこか中学生っぽくて不気味になる)。
黄味の強い肌色なので、服や化粧品はカラーを選ぶ。





メイクを変えてみて気がついたこととしては


①眉は想像以上に大事

自撮りしながらベストな形を決めるといい。
ナチュラル太眉が流行っているが、私はぼんやりした顔立ちなので、ある程度形を作って整えたほうが顔全体がはっきりしてよかった。以前はパウダーのみ使っていたが、今ではペンシルも有効活用している。
眉をうまく利用すれば、ノーズシャドウ以上に骨格を強調できる。



②肌をきれいにみせると大人っぽく華やかになれる

下準備として保湿はとても大事。エイジングケアにもなる。
べたつきやテカりが気になる場合、ティッシュで軽く押さえるといい。
ちなみに、混合肌で鼻の頭がすぐにてっかてかになる私は、キスの下地を部分使いすることで長年悩みが減った。
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キスマットシフォンUVホワイトニングベースN01

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そもそもファンデーションとは単に肌をきれいにみせるためのひとつの手段であって、必要なさそうなら下地だけで十分なのではないかと思う。
カバー力があっても粉をふいたりヨレておかしなふうになるなら、トータルで見るとマイナスかもしれない。
トラブルを隠す以外にも肌をきれいに見せるポイントがあることを意識するのがいいと思う。

つや肌にパウダーは不要という意見も聞いたことがあるけれど、私はパウダー使用。
うすーくつければ、つやを保ちつつもファンデーションだけよりきれいになると判断している。

つやで華を足すという意味で、リップも重視するようになった。少し手間でも頻繁につけ直している。
グロスは格安のものしか使ったことがなかったけれど、思い切って某ブランド風のものを買った。もちと使い心地がよい。ドラッグストアで手に入る。

screenshot


③盛るだけが目力ではない

目元をばちばちっと強調すればきれいになれると思っていた。実際、濃いアイメイクが似合う人が華やかに変身している様子はネット上でよく見かける。

ただ私の顔は鼻がとても低く彫りの浅い骨格だ。目だけあまりに強くしてもアンバランスなのかもしれない。
そう思った私は「デカ目」メイクを捨てた。

自分のキャラクターを生かしてくれるのは華やかなばっちりメイクよりも、ポイントを押さえた透明感のあるメイクだと考えている(性格もアクティブではない)。

つけまつげは年齢を重ねても違和感の少ないマスカラにシフトした。のりがはがれてくるのが面倒だったので、案外快適になった。
アイシャドウは薄めで骨格をさりげなく強調する程度にして、そのかわり上品なつやの出るものを選んだ。
アイラインは目を伏せたときの印象が変わるので必ず引いている。一重まぶたなので目をひらくと見えないが、周囲からはいろいろな表情が見えていることを考慮している。黒目の下にもポイントで入れる。


④チークが骨格をつくる

チークを軽く見ていた。似合う色を選ぶと、少量でも立体感を出すとともに血色をよく見せてくれる。地味顔に悩む人はぜひ活用してほしい。
私は色味をサーモンピンクからオレンジベージュに変えるとものすごく使いやすくなった。ベージュはぱっとしない色なので避けてきたが、コスメとしての見た目よりも自分の自然な血色に近い色かどうかが大事だと痛感した。




以上、メイクの変遷を振り返ってみた。
何をするにも同じことで、哲学(というと大袈裟だが方針のようなもの)があることが自分のスタイルの形成を助けてくれる。

私はこのところメイクやファッションを考える上で、第三者視点と素材の活用に重きを置いている。
自分の思っている「素敵」が自分自身で取り入れることのできるものかどうか(たとえば私がハーフモデルの外見を目指してもちぐはぐになるだけだ。清楚で親しみやすく茶目っ気のある人物像を目標にしたい)。
自分なりのおしゃれが他人から見た場合にプラスになるか。

もちろん自分の好みとも相談して、気に入ったアイテムなどは調和する形で取り入れている。自分ルールを強制しないということも、現在の私のポリシーのひとつだ。



これからもメイクの仕方は少しずつ変わると思う。軸になる方針ももしかすると変化していくかもしれない。そのときはまたここに書くことができればいいと考えている。