20代が考える大人のファッション
誰にでも「ぐっと大人っぽくなる時期」があると思っている。
私は20代前半のあるときに「成人の顔になった」という自覚があった。
それまで着ていたフリルの服が似合わない。明るい茶髪が似合わない。気がした。
「年齢とファッションがちぐはぐになる!見直さないと……。」
と焦って試行錯誤して、学生なのにOLのようになったり必要以上に地味な服装をしたりと失敗した。
まず、二十歳前後の私のヘアメイクや服装を思い出してみたい。
・髪は金に近い茶髪ミディアムヘア、前髪ぱっつん
・しっかりアイメイク、つけまつげ、リップはなし
・フリルのミニスカートを愛用。流行に敏感、パステルカラーや柄好き、ViVi系好き。
厳しい校則の下でこけしのような素朴な高校生だった私は、とにかく華やかで個性派、高感度なファッションを好んだ。
しかし、フリルのミニスカがいつか着られなくなることは明らか……。
悩んでモノトーンの服を揃えたり、極端なコンサバに走ったりした。
その後数年をかけて、今はまずまず納得のいくワードローブを手に入れた。
今になって振り返ってみると、大人っぽさを意識したクローゼット改革はそれほど難しくはない。
単純に
・色を抑える
・装飾を抑える
・露出を抑える
ということを考えるべきだと思う。
上記の中でも特に有効なのは装飾を抑える(シンプルなデザインを選ぶ)こと、またピンク色を控えること。
すべてを実行する必要はない。バランスを見ながら調節していく。
たとえば、カラフルなアイテムであれば形をシンプルにする。ミニスカートに半袖と露出が多めであれば、各アイテムの甘さを抑える(レースやリボン、フリルを避ける、ピンク以外の色にするなど)。
丸襟のブラウスが着たい!という願望を諦めるのではなく、シンプルな白い丸襟ブラウスにベージュのスカートを合わせるなどの工夫が大切だと思う。
※ただし、フォーマル度の高い生地をモノトーン×甘アイテムで組み合わせるとコンサバすぎて古くさくなる恐れあり
試行錯誤の末に、過剰に地味だと男性にも女性にもウケないらしいと悟った。
自分としてもつまらないので、いいことなしだ。
以上、私が大人の外見にシフトチェンジするために気をつけたことをだらだらと書き連ねた。
いろいろ書きすぎて自分でも混乱してきたので、ヘアメイクに関してはまたの機会に。