かふぇもかいたしましょう

すてきな女性と言われたいがための毎日

美容、あなどれない

ここ半月ほど、美容とメイクに力を入れている(と公言するのは…なんだか恥ずかしいけれど)。





容姿を美しく見せたいなら、まずは髪型、ファッションからというのは定説だ(たぶん)。
ただ私はすでにこのあたりをひと通りやり尽くしたと思っていて、


もうあとは顔、顔をやるしかない……。


と判断(迷走)し、自分史上でも最高と言えるほど美容に精を出している。






顔立ちが美形になったかと問われれば、正直自分比でプラスという程度だと思う。それでも個人的にかなり満足のいく効果は出ている。



具体的な効果はと言うと、

・髪がつやつやになった
・すっぴんがきれいになった
・メイクが自然なのにハイクオリティ
・姿勢がよくなった

見た目の印象向上には肌や髪のテクスチャが重要だと考えているので、この結果は嬉しい。
自分の雰囲気やキャラクターから見ても、質感がナチュラルかつなめらかであることは得になると思う。
ついでに、すっぴんが美しくなったと思うと家にこもる週末もなんだか楽しい。
精神衛生上、そして自己肯定感を育てる上でも有効そうだ。





私がこの半月で美容のために実行したことは、主に次の通り。


・小顔矯正に行く
・パタカラを購入して顔のトレーニング
・ケアプロストでまつげ育毛
・ヨーグルトパック
・ヘアケアの見直し


あまりお金はかけられないので、それほどゴージャスなことはしていない。
ただ、合格ラインだと判断していた部分に対しても、これまでよりも少しストイックに追究している。
なんだ、そんなのとっくにやってるよ!という美女は世の中にたくさんいると思うのだけれど、私にとっては成果に目から鱗。
各項目の詳細は、改めて別の記事にまとめようと思う。



やれば結果は出るものだなあ。
というのが、とにかく最近の感想。

結局どうすればきれいになれるのさ

誰か教えてよ。という話なのだけど。





自分で考えるしかない!!!!!





結局これ。
本当のことだから仕方がない。

ただ、考えるといっても順序がある。
せっかくいろいろ頑張ったのに結果が出ない、なんてことのないように、まずやるべきこと。




自分を客観的に観察する

人にはみんなそれぞれ個性がある。
だから、どこをどう変えるとより良くなるかはひとりひとり違う。
その変えるべきポイントや目標とすべき形、とりくむ方針を知るために、まず自分を知らなければならない。

この観察というのは外見だけではなくて雰囲気や性格なども全て。いいところも悪いところも。



鼻が低いとかとか手足が短いとか、それも大事。
澄んできれいな瞳だとかウエストが細いとかいった美しいところは、磨けばもっときれいになれるし、上の短所やコンプレックスから注意を逸らす手伝いもしてくれる。



雰囲気・キャラクターもとても大事。
映画や漫画のヒロインをあれこれ思い浮かべて、自分がどういう方向にむかえばいいのか考えてみるといい(映画だと外見のイメージがはっきりしすぎるから、私は漫画や本で考えることが多い)。元気、大人しい、かわいい、かっこいい、いろいろなタイプの美女・美少女がいるはず。
または、自分が映画や本に出てくるとしたらどんなキャラクターか?自分のだいたいの性質は残しつつ、思いっきりきれいで魅力的な女性を想像する。それが目指すべき姿になる。



そして自分ができそうなこと、無理なことを考える作業も、長期的な目で見ると大切になる。

たとえば私は、とにかく面倒なことが続かないので、なるべくシンプルなケアを心掛けている。化粧水もついにオールインワンジェルにしてしまった。もちろん肌の状態を保てる程度の手はかけるけど、無駄は極力省く。そして手間が減った分ほかの部分を手入れする。

調べたり考えたりするのは苦ではないので、美容やメイク、ファッションの効率化はいつも気にかけている。
コツコツ丁寧にができないので、とにかく手間を増やさずに自己ベストを出す方法を研究している。

私と違って毎日の積み重ねが得意な人は、面倒だが必ず結果が出るタイプの美容法もきっと続けることができる。
服にお金はかけられないけれど運動が好きという人なら、エクササイズをしてスタイルを整えれば着映えのする洋服が増える。





ここまで書いてきたように、誰にだって目指すのに適した美人の方向性というものがある。
そのために向いているアプローチも人それぞれ。
方針さえ見つかれば、情報はいくらでも手に入る時代です。

そのためにこそ、まず自分を見つめよう!知ろう!という話でした。

それでは、おやすみなさい。

実例・20代の大人ファッション

先日、20代が考える大人のファッション - かふぇもかいたしましょうという記事を書いた。 

それに関連して、もしもいま大学時代の自分に具体的にアドバイスできるとしたらどうするか、ノート片手に考えてみた。





大学二年の私

フリルにリボンにパフスリーブ大好き。さらに少し辛さがあるカジュアルゴスロリみたいなコーディネートも好き。



そういえばふりふりを着はじめたのも、自分に似合うかもと思ってのことだったんだ。身体が全体的に小づくりなせいか、人形のようだと言われることがときどきあった。服装に迷いがあった私はそれを受けて、私服も人形風にした。



思い出話はさておき、周囲の反応もまずまずで一時はアリな方向かと思われた人形コーデ、さすがに年齢とともに似合わなくなった。

サーモンピンクのフリル襟パフスリーブ+黒いボウタイのブラウス、よく着てたなあ。なつかしい(遠い目)。


こんな感じ

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左上、フリルまみれ時代。服がラブリーなだけでなく髪はぎりぎり金髪ではないくらいの明るさ、化粧はがっつり。

当時21歳くらい、まだまだ可愛い服が着られる。
要素を残しつつ、改善例を考えてみた。



まず右上。色はそのままに、形をシンプルにした。こうやって調節すればマイクロミニはまだまだ穿ける。靴やアクセサリーなどの小物でアクセントをつけてもいい。ただしあくまで控えめに。主張の強いアイテムはひとつに絞るとバランスがとりやすい。

この場合のスカートもそうだけれど、持っている中で着られそうな服はなるべく残せばよいと思う。
なぜならワードローブのテイストを完全に変えてしまうと、お金がかかるだけでなくどう着こなしていいかわからなくなりがちだから。いろいろ買ったはいいが全く似合わないなんてこともありうる。



次に下。
アイテムは靴以外変えてしまっているけど、色ではなくデザインで甘さを残すことを意識してみた。

かわいいディテールのブラウスはモノトーンやアースカラー、青系の色にすると大人っぽくなる。

そしてラブリー装飾(丸襟、パフスリーブ、胸下切り替え、フリル、レース、リボンなどなど)を少なく小さく。
世の中これらの要素全部を満たしている服も少なくない。でもこれが違和感なく着られるのってほんの一時期。人それぞれ似合う期間の差はあれ、大人化を志すからにはぐっと我慢したほうがよい。

イラストでは、パフスリーブと丸襟、ピンタックを取り入れてみた。ピンタックがガーリーかどうかはわからないけど。
ボトムがシンプルであれば、このくらいはいける!反対にレースやフリル付き、またはピンクや花柄のスカートを穿きたいとなると、トップスはもっとシンプルがいい。私なら小さな丸襟のついたプレーンな白のブラウスとかにする。




さらなる大人化も同じ方法でOK!

・デザインのシンプル化
・色柄を大人しく
・露出を減らす

のみっつのポイントを調節すれば、その後さらに大人っぽくしたくなったときにも対応できる。

たとえばさっきのイラストの右上だったら、スカートを膝上タイトにするとか。下のガーリー案だったら、ブラウスの装飾を減らす。簡単。

ただし、露出を減らすときはコーディネート全体のバランスに気をつける必要がある。
スカート丈をそのまま長くしたら、重心が下がっちゃった!なんてこともよくある。
その場合はトップスをインしたり、髪をアップにしてみたりと工夫しないといけない。
あとは、ただなんとなく肌を隠すのではなくて、たくさん試着して自分の体がきれいにスタイルよく見えるぴったりの丈や形を知ったほうがいい。

色やデザインを削りすぎて地味になってしまったら、靴やストール、スカーフなどの小物で明るい色を取り入れるとやりすぎる心配がない。
私はバッグで色を差すのが好き。キャンバスのトートなら値段を気にせず揃えられるし、お出かけならロンシャンのプリアージュみたいに高級感がありつつ手頃な価格のものはどうかな。ネットなら一万円以下で見つかる。

有名なこの形

カジュアル派の人はリュックもすてき



そういえば今日、プリアージュを差し色に使っているすてきなマダムを見かけた。

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幾何学柄の入った紺✕紫のシフォンワンピースと深いスミレ色のバレエシューズ、オレンジのプリアージュ
落ち着いているのに派手じゃない、大人の補色コーデ…!
ローウエストで絞られた柔らか素材がほどよく体に沿ってスタイル美人に見えるのもすばらしかった。
あ、脚の黒いところは消しカスですね……(ごめんなさい)。




脱線してどんどん長くなってしまうので、これでおしまい。

20代が考える大人のメイク

前回言及しなかった、化粧の大人化について書こうと思う。
20代が考える大人のファッション - 星ふる夜


22歳ごろの私(イエローベース、一重まぶた、かなり薄顔)のメイクは

・とりあえずファンデーション
・テカり防止にパウダーたっぷり
・ブラウンアイシャドウ濃い目
・がっつりノーズシャドウ
・つけまつげ
・ピンクのチーク
・リップなし




改善後は

・メイク前に保湿をしっかり
・ジェルタイプの日焼け止めにリキッドファンデーションを1滴
・パープルまたはグリーン下地と伸びのいいコンシーラーで、くすみを部分的にカバー
・アイシャドウはツヤ重視、色控えめ
・ノーズシャドウは薄め、かわりに眉の形を調節
・ロングラッシュタイプのマスカラ+アイライン
・オレンジ寄りのベージュチーク
・リップはグロスで艶を出す





前提として、私はのっぺりした薄顔で下手に濃い化粧をすると化粧だけが浮くタイプ。化けるのに限界がある。
パーツの配置は悪くない、一重まぶたもすごく厚いわけではないけれど、小動物風で地味な印象の顔がコンプレックスだ(下手すると、いい歳なのにどこか中学生っぽくて不気味になる)。
黄味の強い肌色なので、服や化粧品はカラーを選ぶ。





メイクを変えてみて気がついたこととしては


①眉は想像以上に大事

自撮りしながらベストな形を決めるといい。
ナチュラル太眉が流行っているが、私はぼんやりした顔立ちなので、ある程度形を作って整えたほうが顔全体がはっきりしてよかった。以前はパウダーのみ使っていたが、今ではペンシルも有効活用している。
眉をうまく利用すれば、ノーズシャドウ以上に骨格を強調できる。



②肌をきれいにみせると大人っぽく華やかになれる

下準備として保湿はとても大事。エイジングケアにもなる。
べたつきやテカりが気になる場合、ティッシュで軽く押さえるといい。
ちなみに、混合肌で鼻の頭がすぐにてっかてかになる私は、キスの下地を部分使いすることで長年悩みが減った。
↓これ

キスマットシフォンUVホワイトニングベースN01

キスマットシフォンUVホワイトニングベースN01

そもそもファンデーションとは単に肌をきれいにみせるためのひとつの手段であって、必要なさそうなら下地だけで十分なのではないかと思う。
カバー力があっても粉をふいたりヨレておかしなふうになるなら、トータルで見るとマイナスかもしれない。
トラブルを隠す以外にも肌をきれいに見せるポイントがあることを意識するのがいいと思う。

つや肌にパウダーは不要という意見も聞いたことがあるけれど、私はパウダー使用。
うすーくつければ、つやを保ちつつもファンデーションだけよりきれいになると判断している。

つやで華を足すという意味で、リップも重視するようになった。少し手間でも頻繁につけ直している。
グロスは格安のものしか使ったことがなかったけれど、思い切って某ブランド風のものを買った。もちと使い心地がよい。ドラッグストアで手に入る。

screenshot


③盛るだけが目力ではない

目元をばちばちっと強調すればきれいになれると思っていた。実際、濃いアイメイクが似合う人が華やかに変身している様子はネット上でよく見かける。

ただ私の顔は鼻がとても低く彫りの浅い骨格だ。目だけあまりに強くしてもアンバランスなのかもしれない。
そう思った私は「デカ目」メイクを捨てた。

自分のキャラクターを生かしてくれるのは華やかなばっちりメイクよりも、ポイントを押さえた透明感のあるメイクだと考えている(性格もアクティブではない)。

つけまつげは年齢を重ねても違和感の少ないマスカラにシフトした。のりがはがれてくるのが面倒だったので、案外快適になった。
アイシャドウは薄めで骨格をさりげなく強調する程度にして、そのかわり上品なつやの出るものを選んだ。
アイラインは目を伏せたときの印象が変わるので必ず引いている。一重まぶたなので目をひらくと見えないが、周囲からはいろいろな表情が見えていることを考慮している。黒目の下にもポイントで入れる。


④チークが骨格をつくる

チークを軽く見ていた。似合う色を選ぶと、少量でも立体感を出すとともに血色をよく見せてくれる。地味顔に悩む人はぜひ活用してほしい。
私は色味をサーモンピンクからオレンジベージュに変えるとものすごく使いやすくなった。ベージュはぱっとしない色なので避けてきたが、コスメとしての見た目よりも自分の自然な血色に近い色かどうかが大事だと痛感した。




以上、メイクの変遷を振り返ってみた。
何をするにも同じことで、哲学(というと大袈裟だが方針のようなもの)があることが自分のスタイルの形成を助けてくれる。

私はこのところメイクやファッションを考える上で、第三者視点と素材の活用に重きを置いている。
自分の思っている「素敵」が自分自身で取り入れることのできるものかどうか(たとえば私がハーフモデルの外見を目指してもちぐはぐになるだけだ。清楚で親しみやすく茶目っ気のある人物像を目標にしたい)。
自分なりのおしゃれが他人から見た場合にプラスになるか。

もちろん自分の好みとも相談して、気に入ったアイテムなどは調和する形で取り入れている。自分ルールを強制しないということも、現在の私のポリシーのひとつだ。



これからもメイクの仕方は少しずつ変わると思う。軸になる方針ももしかすると変化していくかもしれない。そのときはまたここに書くことができればいいと考えている。

20代が考える大人のファッション

誰にでも「ぐっと大人っぽくなる時期」があると思っている。



私は20代前半のあるときに「成人の顔になった」という自覚があった。

それまで着ていたフリルの服が似合わない。明るい茶髪が似合わない。気がした。

「年齢とファッションがちぐはぐになる!見直さないと……。」
と焦って試行錯誤して、学生なのにOLのようになったり必要以上に地味な服装をしたりと失敗した。





まず、二十歳前後の私のヘアメイクや服装を思い出してみたい。


・髪は金に近い茶髪ミディアムヘア、前髪ぱっつん

・しっかりアイメイク、つけまつげ、リップはなし

・フリルのミニスカートを愛用。流行に敏感、パステルカラーや柄好き、ViVi系好き。


厳しい校則の下でこけしのような素朴な高校生だった私は、とにかく華やかで個性派、高感度なファッションを好んだ。

しかし、フリルのミニスカがいつか着られなくなることは明らか……。
悩んでモノトーンの服を揃えたり、極端なコンサバに走ったりした。

その後数年をかけて、今はまずまず納得のいくワードローブを手に入れた。





今になって振り返ってみると、大人っぽさを意識したクローゼット改革はそれほど難しくはない。


単純に

・色を抑える
・装飾を抑える
・露出を抑える

ということを考えるべきだと思う。
上記の中でも特に有効なのは装飾を抑える(シンプルなデザインを選ぶ)こと、またピンク色を控えること。
すべてを実行する必要はない。バランスを見ながら調節していく。




たとえば、カラフルなアイテムであれば形をシンプルにする。ミニスカートに半袖と露出が多めであれば、各アイテムの甘さを抑える(レースやリボン、フリルを避ける、ピンク以外の色にするなど)。

丸襟のブラウスが着たい!という願望を諦めるのではなく、シンプルな白い丸襟ブラウスにベージュのスカートを合わせるなどの工夫が大切だと思う。

※ただし、フォーマル度の高い生地をモノトーン×甘アイテムで組み合わせるとコンサバすぎて古くさくなる恐れあり




試行錯誤の末に、過剰に地味だと男性にも女性にもウケないらしいと悟った。
自分としてもつまらないので、いいことなしだ。




以上、私が大人の外見にシフトチェンジするために気をつけたことをだらだらと書き連ねた。

いろいろ書きすぎて自分でも混乱してきたので、ヘアメイクに関してはまたの機会に。